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コンセプト

小川武治茶舗とは

京都府井手町玉水にて、宇治茶を中心にお茶の製造販売をしています。
京都山城地方には、日本六大玉川の一つで、山吹でも有名な井手の玉川が流れ、
そのほとりの玉水の工場で、丹念に精選したお茶の総称を「玉水の露」と名付けました。
店主は京都府茶審査技術競技大会個人の部で優勝の経験があります。
また、日本茶インストラクターでもあり、協会主催の茶審査技術競技大会でも優勝しています。
この茶審査技術を生かし、独自の加工ブレンドで、渋味・苦みが少なく、
甘味・旨味の多いお茶、独自の火入れ加工技術で、
香りの良い味わいのあるお茶、皆様に喜んで頂けるお茶を目指しています。

小川武治茶舗が大切にしていること

良質なお茶
(原料)
を選ぶ

素材となるお茶、渋み苦味が少なく、旨味甘味の多いお茶を厳選する事にあります。

独自の
加工技術

厳選した良質な素材を生かし、独自の火入れをして、小川武治茶舗のお茶を創り出す事にあります。

お茶を
淹れる

お茶の素材を最大限に生かす為にも、お茶の淹れ方が大切です。
基本となる淹れ方を知り、お茶の量・お湯の温度・浸出時間を調整してお好みのお茶を楽しんで下さい。

おいしいお茶の淹れ方 3杯分(上煎茶)

  1. ■用意するもの
    ・急須
    ・お茶10g(大さじ山盛り2杯)・お湯 茶碗3杯
    ・ゆさまし又はマグカップ
    (お湯を冷ます時に使用)
  2. 急須に、お茶の葉10g
    (大さじ山盛り1杯)を入れる。
  3. お湯は沸騰させてから冷ます。(約70℃)
    ポットのお湯の場合、約90℃~95℃なので、今回はマグカップを使って湯さましをします。
    マグカップにお湯を入れると、約10℃温度が下がるので、もう一度入れ替えて約70℃にするのがポイントです。(約180cc入れる)
  4. 湯さまししたお湯を急須に入れ、ふたを開けたまま50秒待つ。
    ※茶葉が蒸れて変色するのを防ぐため、ふたは開けたままにして下さい。
  5. 急須にふたをして、茶碗に少しずつ注ぐ。
    1→2→3→3→2→1といった順番で廻し注ぎ(まわしつぎ)をします。
    これを繰り返す事で、お茶の濃さを均一にし、分量を調節します。
  6. 最後の一滴まで出し切る。
    この一滴が最も美味しいのです。
    ふたを開け、急須の横を叩いて中の茶葉をほぐし、熱を逃がします。
    熱いまま置いておくと、茶葉が蒸れすぎて、二煎目の美味しさが半減してしまいます。
  7. 二煎目は、一煎目よりも熱いお湯で浸出し、10秒程で注ぎます。
    一煎目の量が少ない場合は、上から注ぎ足して下さい。出来上がり。
  8. 美味しく淹れるポイント

    甘味(旨味)成分(アミノ酸)…お湯の温度が低温(水)から高温(熱湯)までゆっくり溶け出す。
    渋み成分(カテキン)…60℃ぐらいからゆっくり溶け出し、高温の方がよく出る。
    苦味成分(カフェイン)…高温になるほどよく溶ける。(80℃以上)

    これらの特徴を知り、
    甘味を出したい時は、お湯の温度を低くし、ゆっくりと浸出する。
    苦味や渋みを出したい時は、お湯の温度を高めにする。

    一煎目は、甘味を楽しみ、
    二煎目、三煎目は、温度を徐々に高く、浸出時間を短くする事で、
    ほのかな渋み、さわやかな苦味がプラスされ、味わいの変化が楽しめます。